施主として現場を見に行く

リフォームの計画を進めていく際には、最終的にどのような方向性で住戸の中を造っていけば良いのか、という方針を工事の前に決める必要があります。
そうすることによって、今ある壁や床や天井をどこまで解体すれば良いのかも明確になります。

工事をしない部分まで解体してしまうと、結局工事しないと元の状態に戻すことが出来なくなってしまい、思わぬ出費になってしまいます。
もちろんリフォームのプロが計画する訳ですからそんな杜撰な解体工事をするはずはなく、しっかり計画を立てて解体工事は進んでいくことになりますけど…

リフォームの工事が始まる際に確認しておくのは、具体的な工事の工程になります。
リフォーム担当者は当然工事の工程表を作っているはずなので、まずはそれをもらってどんな流れで工事が進んでいくかを確認しておきましょう。

・解体

・解体材搬出

・天井下地工事

・壁位置墨出し

・壁下地工事

・床下地工事

・壁内埋込機器(コンセント・スイッチなど)工事

・壁ボード貼り

・天井ボード貼り

・器具関連取り付け

・天井仕上工事

・壁仕上工事

・床仕上工事

ざっくりとではありますが、大体このような感じでリフォーム工事は進んでいくことになると思います。
場合によって少しずつそれぞれの工事が前後することもありますけど、既存の壁などを解体して新しく床・壁・天井を造っていくという流れはそう大きくは変わりません。

もの凄く当たり前の話として、これらの流れが順番にうまく進んでいかない場合は、工事全体のスケジュールが遅れてしまうことになります。
そうなると工事完了の予定日が守れるかどうか、という微妙な状況になってしまうことも。

施主としては工事完了してから引っ越しの段取りをしているはずなので、工事が遅れてしまうと結構困ったことになってしまうはず。
もちろんそんな状況になってしまわないように、工程をしっかりと管理していく役目を持ってリフォーム業者さんの担当者がいるので、そうそう危険な状況にはならないとは思いますが…

でも、あまりにも遅れすぎてしまうと本当に予定通りには終わらなくなってしまうので、そうならないためにも定期的に現場の状況は見に行った方が良いです。
工事が始まった後はもうお任せという訳ではなく、定期的に工事の進捗を確認しにいくことと、こちらが思っている通りに出来ているかを確認するのは結構重要です。

施主として現場を見に行く

別に監視をするという名目じゃなくても構いません。
現場にお茶とかをお差し入れたりするという名目で何度も現場に行って、実際に施工をする職人さんと話が出来るくらいになっておくと良いです。

当然「お金を払っているから工事して当然でしょ」というスタンスではなく、「ウチのために工事ご苦労様です」というスタンスで飲み物などを差し入れる。
もちろんそれで何かの効果を期待する訳ではありませんけど、実際に自分たちの家のために工事をしてくれているのは事実です。

出来るだけ気持ちよく仕事をして、出来る限り腕を振るってもらえるように、ということで施主として出来るのはそれくらいなんですよね。
毎日のように見に行くとなんだか監視しているみたいになってしまうし、職人さんもやりにくいと思うので、時々くらいの感覚で施主として顔を出すのが良いのではないかと思います。

私は仕事をしている関係であまり現場には顔を出せませんでしたが、土曜日に工事がある日にはやっぱり顔を出して色々見させてもらいました。
そうすると、図面には表現出来ない細かい部分とかで「ここはどうやっておきますか?」みたいな話をされたりします。

通常は施工する側の判断で進めてしまっても問題ないような細かい部分について、こちらの意見が反映されるというのはありがたいことです。
これは現場に顔を出すからこそではないかと思います。