住み始める予定日からの逆算で

前回のカテゴリでは、リフォームの計画を進めいく中で施主としてどんなことを決めていく必要がるのか、という内容について考えてみました。
方針を決めたり、実際リフォーム後に使うことになる製品を決めていくのは基本的に楽しいことで、そこに醍醐味があると言ってもよいくらいです。

もの決めの段階を存分に楽しむことが出来るように、事前にしっかりと打合せを重ねて計画を練っていきましょう。
そして、ある程度方針がしっかり決まったら、あとはその計画を実際に現場で施工していくという工事段階に進んでいきます。

説明としてはそうなんですけど、実際には少し表現が違っています。

住み始める予定日からの逆算で

実際はリフォーム工事の契約をした段階で、リフォーム工事の開始日がほぼ決まっています。
それは施主である私たちに「いつからそこに住みたいのか」という要望があって、その日に工事が完成していることを考えて、逆算して工事開始日が決まるという感じです。

そして、工事開始日に色々準備出来るように、事前に図面などで色々な打合せをしていき、ショールームなどで実際に設置する製品を決めたりします。
まずは「引っ越してそこで生活する」というゴールの日付が決まっていて、そこから工事開始日が決まってくるというイメージです。

そのためにシステムキッチンなどの製品を決める期限がある訳です。
システムキッチンやユニットバスなどは工場で製作されるものですから、細かい仕様を決めて発注してからある程度の製作期間が必要です。

その期間を見越して発注をかけていく必要があるので、結構早めに製品の品番や色や仕様などを決めていくことが求められるはずです。
そのあたりをしっかりと把握しておかないと、なぜもう製品を決めないとダメなのか、という気持ちになってしまい、あまり良い気持ちにはなれません。

ということで、リフォームではまずゴールとなる日付が決まっていて、そこから工事のスケジュールがある程度決まるという話でした。
これは大規模な建物をゼロから造っていく場合でも同じです。

例えば学校を新しく建設する場合には、恐らく新学期に間に合うように3月くらいまでには建物が出来上がっている必要があります。
建物が出来上がってすぐに運営を開始することは難しく、実際建物を使う方に一定の訓練期間が必要になるので、大体3月とか2月末までに建物を造ることが求められます。

工事が完了する日を決めておくことにはそう言った意味があります。
なので、事前に色々な方針や製品などを工事開始日までに決めていき、その後実際のリフォーム工事に進んでいくという流れになります。

ちょっと前置きが長くなってしまいましたが、このカテゴリでは実際にリフォームの工事が始まった後での対応について色々と考えてみたいと思っています。
計画を立てた内容で工事を進めていくのだから、工事が始まってしまえばもうお任せになるのでは? と思われるかも知れません。

しかし実際はそんなことにはならず、施主も出来るだけ工事期間に色々と行動した方が良いです。
とは言っても実際に施工を手伝うとかいう話ではありません。
そんなことをしても、所詮は素人だし施主でもあるので、プロからすると迷惑だと思いつつも施主だしな…という感じで困らせることになるだけ。

そうした手伝いではなく、施主にしか出来ないことについて色々と考えてみたいと思います。

あとは工事中に発生しそうな問題などについても知っておくと、ある程度心の準備などが出来るのではないかと。
なかなか計画通りに進まないのが現場でもあるので、そうした現実もある程度は知っておくと、対応しやすくなると思います。