前回はリフォーム業者さんの担当者について、なかなか完璧なスキルや知識を持った方はいないのである程度の欠点は許容するという変な話にずれてしまいました。
話の趣旨としては、実際に家を使う時間が長い方、大抵の場合は奥様にも打合せに参加してもらった方が良いという話でした。
リフォームを進めていく上で分からないことは積極的に質問をして、出来るだけリフォーム工事でどんなことをやっていくのかをこちらも把握する。
打合せによって、リフォーム業者さんがやろうとしている工事と、施主である私たちがやりたい内容がイコールになっていくのが理想です。
もちろん全部がそんなに完璧にはならないとは思いますけど、そうした努力をしないと「こんなはずではなかった」という部分がたくさん出てしまいます。
それではとてもではありませんがリフォームの結果に満足することなんて出来ないので、そうならないためにも積極的に質問をしていきたいところです。
こうした流れは今非常にシンプルに書いていますけど、実際にはそれほど簡単に話は進まない可能性が高いです。
その大きな理由のひとつに「施主の要望が明確になっていない、もしくは要望が統一されていない」という問題があります。
施主としてリフォームをする場合には、一人暮らしの方であれば別ですけど、大抵の方は家族がいるパターンが多いのではないかと思います。
なぜそう思うのかというと、家族構成に変化があるからリフォームするとか、将来に備えてリフォームするなどの理由が多いからです。
一人暮らしの方が現在の住まいに不満を持った場合、賃貸であればもっと魅力的な物件を探すだけで済んでしまいます。
わざわざ今済んでいる住戸をリフォームする必要なんてないし、そもそも賃貸であればそんなことは出来ないので選択肢に上がらないのが実際ではないかと思います。
だからリフォームを考えている方は大抵家族が住む家を変えたいと考えています。
そうなると、実際に住む方は複数の人数になって、それぞれどんなリフォームをしたいかが全然違っている可能性があります。
それぞれの意見がまとまっていない限り、家族全体の要望をリフォーム業者さんに伝えることが難しいのは当然ですよね。
方針が定まっていない状態で打合せを繰り返してもなかなか先に進まないので、まずは家族の中でどんな方針で進めるかを決めておく必要があります。
もちろんこのあたりの話は相見積もりをして契約をする前の段階で、しっかりと決めておく必要がある部分ではあります。
そうしないと全体のコストに影響が出てしまうことになるので、そこはしっかりと考えなくてはならないところです。
だけど、いざリフォームの話が具体的になってきてから「そういえば」的に要望が出てくる場合もあると思います。
これはもうある程度は仕方がないと思います。
ただ、ずっとその状態ではなかなか打合せが具体的に進んでいかないので、まずは家族でもう一度「どんな要望があるのか」を話し合うと良いです。
要望は要望としてどんどん出していき、それが予算的に実現出来るかどうかは別の問題なので、優先順位を付けて方針を決めていく。
要望が全部実現出来れば最高ですけど、予算と物理的なスペースの問題で、要望を全部かなえられるかどうかは難しいはずです。
例えばキッチンは広く取ってリビングも広くしたいけど、子供部屋にもある程度の広さが欲しいとか、そうした要望は非常によく分かります。
しかし実際に住戸の面積が決まっている訳ですから、決められたスペースでやりくりをしていくしかない訳です。
そのあたりの方針を家族として明確にしておいて、それからリフォーム業者さんとの打合せの臨むという感じで進めていくのが良いと思います。






