誰が打合せに出席するか

前回のカテゴリではリフォーム工事一式をどの業者さんに依頼するか、見積書を見ながら比較検討して選定するところまでを説明しました。
この段階でリフォーム全体にいくらかかるのか、具体的な金額が出ることになるので、かなり悩むのではないかと思います。

相見積もりをとった際に、システムキッチンやユニットバスなどの大物が同じグレードになっていて、それで全体の金額が同じだとしたら。
恐らくそのあたりの値段が今回考えているリフォーム工事一式の適正価格に近いはず。

法外な金額を支払うのは避けたいけれど、工事に必要な金額以下でリフォーム工事は出来ないので、適正価格を確認したらあとはもう決断するだけです。
リフォーム工事をやるのか、それとも予算を少し削って規模を小さくするのか、それともやっぱりリフォームをやめるのか。

一度契約を交わしてしまったら後には戻れないので、契約をするまえにしっかりと検討して、悩んでおくのが良いと思います。
あまり考えず適当に決めてしまうと後で後悔する確率は高くなりますが、しっかり悩んで決めたとしたら、その後悔は少なくなるはずなので。

そうしてリフォーム業者さんを一社に絞ったら、あとは工事開始日や支払い日、そして細かい項目について具体的な打合せを開始します。
決めるべき項目は結構たくさんあるので、恐らく1回とか2回の打合せではなかなか全部を決めるのは難しいのではないかと思います。

そんなに急いで少ない回数の打合せで決める必要もないので、施主である私たちが納得するまで打合せを繰り返した方が良いです。
もちろんそれには手間と時間がかかりますけど、そこは手間と時間をかけても良いところ。

リフォーム業者さんの担当者と言いたいことがきちんと言える関係になるという目的もあるので、たくさん打合せをした方が良いと思います。
そうした打合せをどんなメンバーで行っていくかですが、これはリフォームをする方の家族構成が様々なので何とも言えない部分はあります。

ただ、少なくとも世帯主は無条件で打合せに出席することになるはずです。
あとは出来れば家にいる時間が比較的長い方、一般的な家族構成で言えば奥様も打合せに参加した方が話はスムーズに進んでいきます。

誰が打合せに出席するか

例えばキッチンまわりのリフォームを計画したとして、工事が完了した後でその場所を最も長時間使うのは恐らく奥様でしょう。
家族構成は様々ですから世帯主自らが長時間使う場合もあるはずですが、その「リフォームする場所を最もよく使う方」が打合せに出席する。

これが最も効率が良い考え方ではないかと思います。

私がリフォームを計画した際には、もちろん見積もりの依頼とか打合せ日の段取りなどは私が進めましたが、打合せには妻も必ず参加してもらいました。
正直言って私にはキッチンをどのようなプランにすれば良いのかが分かっていません。

私は設計の仕事をしているので、プランを考えることに関してはプロではあります。
だけどそれはあくまでも施主の要望を聞きながら作成するプランです。
施主の意見を無視したプランを作ってもあまり喜ばれないので、まずは実際に使う方の意見を反映させるよう考える必要があります。

それが打合せに参加してもらう理由です。

一緒に打合せをしながら、何となく漠然としているこちらの要望を少しずつ具体的にしていく。
それによってリフォーム後のプランが明確になっていき、工事が完了して実際使う際には、イメージ通りの家が出来ている。
これが理想的な流れではないかと思います。