見積書を細かく見ていく中で

相見積もりによって提出された見積書を細かく見ていく際には、それぞれの項目毎に細かく各社さんの見積書を比較すると分かりやすいです。
そうすることによって、例えば単価が違うとか、数量が多めに見積もられているなどの違いが見えてくるようになります。

とは言え、前回も少し話をしましたが、見積書で拾う数量というのは少し多めに見るのが普通です。
少し例を挙げて考えてみると、長さ3mx高さ2.5mの壁にクロスを貼ることを考えた場合、単純な数量は7.5㎡ということになります。

でも実際にその壁にクロスを貼る際には、少し余分にクロスを貼っていき、壁の端部で余ったクロスを切って納めていきます。
そうなると単純に7.5㎡の数量以上にクロスを使うことになって、見積書に7.5㎡x単価でクロスを見込んでいると、足りなくなってしまう可能性があります。

そうしたロスを見込んで単価が決まっていることもありますけど、施工をする際にはそうしたロスもあるということを知っておくと良いです。
もちろん、だからと言って7.5㎡の壁に対して数量の項目を倍にするとかはやり過ぎですが…

見積書を細かく見ていく中で

このあたりの話は、施主である私たちもある程度数量を把握しておかないと、そのような指摘をすることが出来ません。
そこまで細かく見積書を見ていくのか、あるいは単純に数量の違いを各リフォーム業者さん毎に比較するだけに留めておくのかは、施主の判断になると思います。

あまりにも細かく見て行き過ぎるとストレスが溜まることも。

もちろん値段の差は重要な要素なので、少しでも安くということで色々調べていくことも必要ではあります。
ただしそれが「この項目は何なんだ!」みたいな感じになって、あら探しをするような状況になってしまうのはちょっと危険です。

このあたりのバランスは難しいところです。
1円でも安くをポリシーにして細かくリフォーム業者さんを責めていき、あまり良い関係性を保たなくても良いという感じで進めるのか。

それともある程度見積書の金額が適切だと感じて納得したら、あとはある程度お任せという感じで進めていくのが良いのか。
こうした話をしておきながら結論は情けないですけど、どちらがより良いのかは難しいというか全然分からないというのが正直なところです。

ただ、見積書を比較してこっちの方が値段が高いとか低いとかをやっていく中で、何となくどのリフォーム業者さんを選定するかはきっと見えてきます。
結局値段はそこまで大きく変わらない、ということが分かったとしたら、それが分かっただけでも相見積もりには大きな価値があったということ。

結局はシステムキッチンやユニットバスなどの大物を決めてしまうと、それ以降は大きな金額の差は出にくいというのが正直なところなんです。
それを確認するために相見積もりをしているので、まずはその条件を守れるような見積書を候補として残すのが良いと思います。

そうした通常の値段を大きく上回ってしまうような見積もりで契約をしなければ、どのリフォーム業者さんを選定しても大丈夫だと思います。
あとはリフォーム業者さんの担当者と合うか合わないかの感覚で決めてしまっても良いくらいです。

金額という条件がほぼ一緒であれば、リフォーム業者さんが大手だとしても地元で業務を展開していたとしても、そこには大きな違いはありません。
結局工事を進めるのは専門業者さんになるし、会社の規模で仕事をする訳ではなく、担当者のスキルによってリフォームは進んでいきますから。