リフォームの計画をする際に、システムキッチンやユニットバスなどの「大物」をどのようなグレードで設定していくか。
これがリフォーム全体のコストに大きな影響を与えることになります。
ハイグレードの製品は非常に高級感があってなおかつ高機能で、色も豊富に揃っているから選択肢が多く、自分が持っているイメージに近い色はきっとあります。
しかしその分だけ価格は高くなっていて、恐らく値引率も少し低くなる傾向にあるはずです。
スタンダードグレードの製品は価格が抑えられるというのが最大のメリットで、コストのことを考えるとこちらの製品に魅力を感じると思います。
しかしその分だけ色の選択肢が少なかったり、表面材の見た目が少しイメージと違ったりと、少しずつ価格を抑えている影響が見えてくる。
そうなると、見た目も良くて価格も手ごろという感じの中間グレードが気になってくる、というのが結構多いパターンではないかと思います。
そうした感覚は、メーカーさんのショールームに見学に行って、それぞれの製品の見積りを取って比較をしてみると「なるほど」と感じるはず。
コストと見た目とか気に入った製品などをバランス良く考えていくと、コストだけを最優先するという選択がなかなか出来ないものです。
だってリフォームをする目的が「キッチンを新しくして使いやすくしよう」だとしたら、システムキッチンを一番安いタイプにはしにくいですよね。
リフォームをする目的を明確にしておく、というのはこういった場面でも重要になってきます。
キッチンのリフォームを重要視していれば、恐らく多少コストがかかったとしても、システムキッチンのグレードにはこだわるかも知れません。
しかも奥様から「このキッチンを使いたい」と言われたら、その要望にもう全力で応えるしかないところがありますよね。
それでたとえリフォーム全体のコストが高くなったとしても、多少であればなんとかお金を用意出来るよう頑張るのではないでしょうか。
それが予算的に厳しくて、選択出来るシステムキッチンのグレードに限りがある場合、あえてショールームに行かないという選択肢もあります。
やっぱりショールームに行くと、どうしても良い製品に目が行ってしまうものですから。
そうした製品選びについての話は改めてすることにして、今回は引き続き全体のコストをどのように考えるか、という話をしていきます。
大物の値段を何となく把握したら、それを更新するかどうかも考えながら、全体的にどのくらいの金額がかかるか、そしてその金額を支払うことが出来るかを検討していくことになります。
出来るだけ安く抑えたいという要望があるのは当然です。
でも、例えばシステムキッチンを更新してユニットバスも新しくして…という計画をしたとすると、予算が200万円ではかなり不足しそうだということが分かります。
どうしても製品を購入するにはそれなりの金額が必要になるので、そこを削ることを考えると単純に「更新しない」という選択肢しかなくなってしまいます。
もちろん限られたコストの中でやりくりをする訳ですから、「ここはリフォームの範囲から外す」という選択肢も充分現実的な話としてあります。
そのあたりはもうバランスを考えながら調整していくしかないので、まずは大物の価格を少し意識しながら全体の予算をざっくりと決めておきましょう。
細かい調整は自分一人では絶対に出来ないので、そこから後はリフォーム業者さんと打合せをしていく中で調整をしていくことになります。
しかしそうした調整をする前提として、まずはどの程度の予算を考えているのかというベースが必要なので、その値段を決めておくことが重要なんです。






