知らないことの怖さ

前回は銀行で住宅ローンを組む場合の金利について考えてみました。
借入金額が大きくなればなる程、ほんの少しの金利でも最終的な支払い金額は大きく変わってくることになります。
そこをしっかり押さえておけば良かった…という後悔についても前回は少しだけ紹介しました。

「情報弱者」という言葉があります。
これはうまく情報を収集することが出来ない方や、情報があってもそれをうまく使いこなすことが出来ない方を指す言葉です。

リフォーム計画を進める際にローンを組んだ私は、まさにお金についての情報弱者だったのではないかと思っています。
調べればいくらでも金利に関する知識や相場などが分かるのに、何も調べず近所の銀行が提示する金利で納得してしまった。

その金利が低ければそれでも良かったんですけど、契約する際に金利の分だけ増えた返済金額を見て「結構高いな…」と思ったんです。
だったらもっと安い金利のローンがないかを調べれば良かった。

これがやっぱり今でも後悔として残っているので、これからローンを組む方には同じことをして欲しくないと思っています。
色々調べた結果今のローンに納得しているなら全然OKだったんですけど、その「色々調べる」が抜けるとこうなってしまう。

リフォームを計画していた私は建築関連の知識を持っていたので、プランとか製品の選定などでは全然後悔はありませんでした。
しかしお金に関してはまさしく「情報弱者」だったので、恐らく数十万円単位で損をしていることになると思います。

知らないことの怖さ

知らないというのは怖いことなんだと改めて感じます。

当時の私は金利について、金利2.8%であれば100万円借りて102.8万円を返済すればOKだと割と本気で考えていました。
もし本当にそうだとしたら、仮に一千万円を借り入れたとしても、金利はそこまで莫大な金額にはならなかったのですが…

実際は全然違う計算があるので、最終的な支払い金額はもっと多くなるし、金利に差がある場合は支払い金額の差も大きくなってしまいます。
そのあたりを知らないと、別に金利なんて大した違いがないよな…ということになってしまい、最終的には結構な金額を支払うことになると思います。

リフォームを計画してそれを実行していく際には、私もそうでしたが、慣れないことをたくさんこなしていく必要があります。

・リフォームの時期を検討

・予算の確保と銀行との打合せ

・リフォーム業者さんを選定

・具体的なリフォームについて打合せ

・採用する製品の決定

・引っ越しの段取り

・家具を新しくする場合の計画

・不要な家具の処分

などなど、大きな項目だけで言ってもこうしたことを決められた期間ないにこなしていく必要があって、これは言うまでもなくかなり大変なことです。
これらを短い期間で全部やろうとすると、当然の結果としてひとつの項目ごとに割くことが出来る力と時間が少なくなってしまいます。

そうなると、後々で考えるとあまりベストとは言えない選択をしてしまう場合があって、私の場合は銀行とのやりとりがそれにあたると感じています。
そうした状態にならないためには、ある程度スケジュールに余裕を持っておくことが重要です。

リフォーム完了の予定日が既に決まっているのであれば、出来ることから早めに手を付けていくと、結果としてスムーズに計画が流れていきます。
お金に関する知識も建築に関する知識も、結局は忙しさという要素に負けてしまう傾向にあるので、まずはその時間をしっかりと確保すること。

これが重要ではないかと経験者として感じています。