自分たちがやりたいリフォームの希望を出来るだけ具体的に伝えて、その希望を踏まえたプランをリフォーム業者さんが図面にしてくれる。
その案に対して良いとか、あるいは少し直して欲しいなどの打合せをしていく中で、少しずつリフォームの計画が具体的になっていきます。
施主としてはこうした打合せは楽しいものです。
ただ、要望を出した部分については当然お金が追加で掛かってくることにもなるので、契約した際の見積書がどうなっているかを把握しながら話をしていく必要があります。
そうしないと、色々やりたいことが途中から出てきてしまい、結局リフォームにかかる金額は思ったよりも高くなってしまいます。
それでも大丈夫という家もあると思うし、それだと高すぎてしまい困るという家もあるはずで、そのあたりは予算次第という部分が大きいです。
ちょっとイヤな表現をしてしまうと、予算に余裕があれば大抵の要望は叶います。
だからと言って、多めに予算を取っておくのが良い訳でもないのが難しいところです。
どれくらいお金を掛けたのかという部分と、それによってどれだけ満足感を得たのかという部分は、なかなか比例しないものなんですよね。
それは多分「コストパフォーマンス」を重視しているからではないかと思います。
お金を安く抑えたけれど良いリフォームが出来たと感じる場合はかなり満足だし、お金をかけたけれどそんな感じはしないと感じる場合は満足感が少ない。
そのあたりはバランスが重要になってきます。
予算があまりないにも関わらず、例えば床のカーペットをやたらと毛足が長いハイグレード仕様の製品に変更するとか。
そうした変更は予算に余裕があれば全然大丈夫ですけど、予算に限りがある場合、全体のバランスが崩れるので満足感を得られない可能性があります。
あまり全体の予算がない状況では、表面仕上材だけを高級にするのはバランスが悪いのであまりおすすめ出来ません。
それならばもっとお金をかけたい部分はあるはずですから。
そんな感じで、全体の予算を見ながらリフォーム後のプランを色々決めていくことになるので、リフォーム業者さんから出てくるプランは非常に重要な書類だと言えます。
テーブルにはリフォームのプランが拡げられていて、傍らには見積書があって、こまめにそれらを見ながら打合せを進めていく流れになっていきます。
提案されたプランから少し変えたいけれど、元々の見積書ではどんな感じで金額が入っているのかを確認して、増減をチェックしていく。
これは少し細かすぎると思われるかも知れませんけど、そうやって金額を追いかけていかないと後で何が何だか分からなくなってしまいます。
そうなると「まあ良いか」みたいな気持ちになって、結構大きな金額を損してしまう可能性もあるので、そこは逐一確認していくことをおすすめします。
そうしたポーズを取ることによって、リフォーム業者さんも適当なことは言えなくなる、という狙いもそこにはあります。
通常の買い物であれば商品とお金を引き替えにするのが一般的です。
ネット通販でカード支払いという場合も当然ありますけど、既に出来ている商品を購入することに違いはありません。
しかし建物の場合、まだ何も出来ていないものに対して先にお金を支払う。
要するに順番が逆になっているので、常に出来上がるものとそれに掛かる金額は頭の中でイコールにしておく必要があります。
扱う金額が大きくなってくるので、どうしてもそのあたりがルーズになりやすいんですけど、そこをルーズにすると影響が大きいです。
そこはもうお金を支払う側として、しっかりと把握しながら打合せを進めていきましょう。






