検査の重要性

このカテゴリでは、リフォームの工事が完了した段階の話を取り上げていきたいと思います。
もう少し具体的に言うと、工事範囲が引き渡しになる際に、施主としてどのような対応をしていけば良いか、という話です。

どのような対応をすれば…とは言っても、今までのカテゴリで話をしてきた内容に沿って動いていれば、そんなに難しいことはないと思います。
そうそうトラブルは発生していないはずですから。
ここでその流れを簡単に紹介してみると…

まずは自分たちがリフォームをする目的を明確にしておき、そのための予算をある程度確保しておくところから計画はスタートします。
そしてある程度家族の要望なども取りまとめて、どんなリフォームをしたいかについてしっかりと考え方を整理しておく。

それが出来た段階で、何社かにリフォーム工事の相見積もりととって、適切な価格でリフォーム工事の契約を結びます。
工事に入る前の打合せでは図面でしっかりと検討を進め、ショールームをまわってシステムキッチンやユニットバスなどを選定していく。

そして工事をする段階になったら時々現場に顔を出して進捗を確認して、図面と違っているようであればしっかりと指摘していくことも必要です。
どうしてもイメージと違っている部分があれば、コストと工期を見直してでも工事のやり直しをお願いする場合もある。

そして最後まで見積書を見ながら決めたことに対するコストの増減を追いかけていき、建物の一般的な納まりなどの知識も持っている。
そんな理想的な流れでリフォーム計画を進めることが出来るかどうかは、正直なところかなり微妙な気もしますけど…

出来るだけその状態に近付けるように進めていくことで、工事が完了した段階で「こんな状態を望んでいなかった」というようなことはないと思います。
そうやってリフォーム計画を進めてきた中で、最後に工事が完成して引き渡しという状況になる訳ですが、その際には施主として検査をすることになります。

検査の重要性

検査と言ってもそんなに仰々しいものではなく、完成部分を確認していくだけの作業です。
しかし、今後ずっと使っていくことになる部分でもあるので、問題ないかの確認はしっかりとやっていく必要があります。

リフォーム全体で結局いくらお金がかかったのかは、リフォームする範囲や規模などによって違ってきますけど、少なくとも100万円単位の買い物をしている訳です。
その結果出来上がった商品が工事完了後の状態ですから、その商品をしっかりと確認するのは当然のことだと思います。

工事中に何度も顔を出していれば、完成形のイメージが全然違う! というようなことにはならないと思います。
そうしたプラン的な部分よりも、例えば壁や床に傷が入っていないかとか、システムキッチンには問題がないかなどを確認していきます。

リフォーム業者さんもプロですから、最後はしっかりとクリーニング業者さんに入ってもらい綺麗に仕上げているはずです。
なので基本的にはそんなに大きな問題はないと思いますが、施主として完成した状態を確認しておくことがまずは大事な仕事になります。

壁に傷があるなどの話を後からすると、生活している中で傷が付いたのではないか、という話に当然なってしまいます。
そうなると後々大変だし、傷を補修するもしくはクロスを張り替えるためにもう一度職人さんが入ることになるので、また一手間かかるという問題もあります。

そうならないために検査がある訳で、その段階での指摘であれば工事側の不備であることも明確なので、すぐに対応して修正が出来るはず。
後からの指摘にならないためにも検査ではしっかり時間をかけて確認していきましょう。